2011年03月11日

電鉄石田駅(富山県)

電鉄石田(でんてついしだ)駅
富山地方鉄道・本線

電鉄石田駅

富山地方鉄道は、社名のうち富山を略して地方を残し、地鉄と略したり、駅名に電鉄をつけたものを残したりと、地方都市のローカル鉄道らしい謙虚さを感じる鉄道です。かつて山陽電鉄などにも、電鉄のついた駅名がありましたが、今は地鉄だけではないでしょうか。ここ電鉄石田駅は、JRの黒部駅の海側約1キロの所にある駅です。海水浴場にも近く、かつてはそういった利用者も多かったようです。現実の駅周辺は静かな住宅街で、大通りはこの通り、日本全国どこにでも見られるものではあります。沿道の家々の雰囲気からは、自動車全盛時代以前の、豊かにして質素な地方らしさがどことなく伝わってきます。

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2010年11月27日

内海駅(宮崎県)

内海(うちうみ)駅
JR九州・日南線

内海駅

その昔、新婚旅行の行先として一番人気だった宮崎の日南海岸。今はその面影もないものの、気候温暖な海浜リゾートとして静かに息づいています。内海は、青島海岸から峠一つ越えた南側にある入江で、青島地区と違って観光色もないローカルな漁村の色合いが濃いです。旅の印象はその時の天気で全く変わってしまいますが、宮崎は日向の国。文字通り、天気の良い明るい日が多く、こんな風景を見ながらのんびりしていると、まさに時間が経つのも忘れそうです。

内海駅

駅は集落とは少しだけ離れた所にあります。集落は川の対岸。そこに国道が通り、バス停があります。バスも列車以上に本数が少なく、お客さんも僅か。どちらも大変だなと思います。しかし道路は昔より良くなり、バイパスが堀切峠を長いトンネルでぬけて青島方面へ短絡しています。鬼の洗濯岩などの奇勝を見ながら行ける旧道が、日南海岸ロードパークと名付けられ、観光客が通ります。選択肢が豊富な道路に対して、鉄道は劣勢ですが、のんびり揺られながらの旅の良さでは負けません。

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2010年06月26日

豊後中村駅(大分県)

豊後中村(ぶんごなかむら)駅
JR九州・久大本線

豊後中村駅

大分県は九重山地の麓にある駅です。駅の知名度は低いと思われますが、特急も停車し、駅周辺にはそこそこまとまった集落がある、一つの町です。行政的には玖珠郡九重町にあり、町の代表駅といった位置づけです。駅舎を茅葺き屋根をもつ新駅舎に建て替えたりして、観光地の玄関口としても意識しているようでした。その駅前通りの夕方です。一本道の両側に普通の商店や民家が並ぶだけですが、懐かしい昔の日本がたっぷり感じられる、情緒の深い道でした。

豊後中村駅

駅の跨線橋から見た町の風景です。モダンな新築家屋もありますが、日本らしい屋根瓦を有する民家が多く、それも結構密集しています。過疎化が進んでいるには違いないのでしょうが、まだまだ人も多く住んでいて、国道や鉄道も通っているこのあたりは、きっと住めば都なのでしょう。

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2010年06月20日

坂駅(広島県)

坂(さか)駅
JR西日本・呉線

坂駅

日本は国土の大半が山なので、どこに行っても坂があると思うのですが、坂とはまた単刀直入でシンプルな駅名です。しかもここはれっきとした坂町の代表駅なのです。その坂の駅前です。広島と呉に挟まれ、ベッドタウンの立地としても優れていそうですが、土地が限られていてちょっと狭い感じはあります。駅は立派に改装されていましたが、駅前は昔からこれ以上大きく変化しようがない、といった風情でした。

坂駅

海と山に挟まれた土地を開拓した結果、住宅も遠くから見ると重なり合って見えますが、そのさらに上の方には墓地があります。もっと遠くから望遠レンズで写せば、真上にあるように見せることもできますが、駅前から見た自然な姿はこんな感じ。あの墓地へは道路がどんな風に通じているのかなと思わせる立地でした。

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2010年06月19日

上石見駅(鳥取県)

上石見(かみいわみ)駅
JR西日本・伯備線

上石見駅

陰陽連絡線として特急が頻繁に行き交う伯備線ですが、沿線の大部分は過疎化の進む山村地帯です。ここ上石見は、岡山側から谷田峠を越えて鳥取県側に入った最初の駅で、伯備線で一番標高の高い駅だそうです。小さいながら、駅前集落は大きな家が多く、商店もあり、どことなく国境の町の雰囲気が感じられます。利用者の少ない無人駅ですが、駅構内は広く、運転上重要な駅だった時代もあるのかなと思わされます。

上石見駅

ホームの反対側は農地です。さほど広くなく、すぐ山にぶち当たります。そんな山峡の風情豊かな、日本の原風景が残っているところです。立派な屋根を持つ古い農家。当然ながら、こういった家は段々減ってきていますが、山陰地方はまだまだ多く見られます。いつまでも残しておきたい、農業国日本の原風景という感じです。

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2010年06月14日

鷲津駅(静岡県)

鷲津(わしづ)駅
JR東海・東海道本線

鷲津駅

湖西市という、一般にはあまり知名度の高くない市を代表する東海道本線の駅です。静岡県でありながら、愛知県とのつながりが強い、県内最西部にあります。市の代表駅とは言いながら、それほど大きな市街地があるわけではなく、それでも人口も少なくない東海道沿いなので、適度には発展しています。その結果、駅前のこの風景は、今や日本全国どこにでもありそうな、個性のない風景となっています。

鷲津駅

湖西市の「湖」とは、言うまでもなく浜名湖のことで、湖西とは、その浜名湖の西側に立地するということから後から作られた地名です。新幹線や東海道本線でこのあたりを通過する時、浜名湖が良く見えるのは、弁天島の前後で、東海道新幹線を代表する景観の一つとしても知られています。鷲津はそういった浜名湖の眺めが間近という印象がなかったのですが、列車からは見えないものの、ここも駅から近い所にこのように湖岸があるのでした。

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